2007年7月11日 (水)

民主党に電突しました。 在日2世候補について

下関出身 在日コリアン2世が挑戦(asahi.com)

 下関市の在日コリアンにとって、今回の参院選はこれまでにない選挙になりそうだ。同市出身の在日2世で日本国籍を取得した金政玉(キム・ジョン・オク)氏(51)が民主党公認で比例区に立候補するからだ。(山下知子)

  金氏は3歳の時にポリオ(小児まひ)で足が不自由になった。下関市立の小中学校を経て県立防府養護学校で学び、就職のため上京。現在は障害者団体の事務局次長と在日本大韓民国民団の職員を兼ねている。05年12月に日本国籍を取得した。参院選では、障害者差別禁止法の制定と定住外国人の地方参政権獲得を訴えるという。

  下関市内で韓国物品店を営む丁美沙枝さん(64)は、市内に住む金氏の姉(61)らを通じて同氏の主張を知り、応援している。韓国籍で、選挙権はないが「選挙を通じ、我々の思いや考えを日本社会に知ってもらいたい」と願う。

  地方参政権の獲得は、民団にとっても目標の一つ。県地方本部の李相福団長は「日本で生まれ育ち、日本人と同じように税金を払っている。義務ばかりで権利がないのはおかしい」と話す。

  在日コリアンの国会議員としては04年の参院選比例区で当選した民主党の白真勲(はく・しん・くん)参院議員(48)がいるが、通称名や日本語読みの氏名でではなく、本名のまま立候補するのは金氏が初めてという。民団県地方本部の幹部は「在日差別は根強く残る。その状況を打破するきっかけになれば」と話している

 日本人から見ると、「あんたいったいどこの代弁者?」といいたくなるような候補。朝日の記事のしかたも悪いのかもしれませんが、日本を蔑ろにしているようで非常に不快です。

 民主党本部へ電突。
 相手は男性。対応は良好。
 あまり深いツッコミは出来ませんでした。

Q:金政玉を公認した理由は?
A:障害者の活動を長年やってきた。当事者が、直接国政に参加しないと現状は打開できないという思いがあったようだ。
民主党と目指す方向が同じなので、障害者立法をはじめ社会的弱者の権利を擁護する活動を含む国政に参加して欲しい。

Q:金政玉のHPでは、在日の権利などについての記述が多いが民主党としてはどう思う?
A:外国人参政権については、結党時から地方参政権については持つべきだと言っている。
金氏のHPについては、党本部からどうこう言えるものではない。
障害者活動では有名だが、票を獲得する上で在日外国人問題に興味を持っている人などにもアピールする上で記述が多いのではないかと、推測は出来る。

Q:彼の主張をみると、どちらかといったら日本人として日本国民のために何かしようという意欲が感じられない。在日の代弁者のように感じるが、党としてはそのような主張をしている人間を公認して問題ないと考えるか。
A:在日の権利を擁護する上で、どういう主張をどこまで党として主張するかどうかは、在日の団体が多数あるためそのようなところの主張が党の政策とイコールということはありえない。線引きはする。

Q:この人物は民団の所属だが、民団の綱領に「在日韓国国民として大韓民国の憲法と法律を遵守します」と書いてあるが、日本国憲法とどちらが優先されると思うか?
A:日本国憲法であろう。

Q:そのような団体の人間がその団体に属したまま出てくるというのはどうかと思うが?
A:考え方の相違ではないか。

Q:もし、韓国との間に有事が起こったとしたら?
A:もちろん日本人として対応すると思う。
民団との関係があるからパイプ役みたいになる可能性も想定できるが、韓国との間で有事を想定して、金さんに頑張ってもらうようなことまでは考えてない。

Q:日韓問題として竹島があるが、この人は竹島は日本の領土として認識しているのか?
A:確認していない。そうだと思う。

Q:例えば民団だが、琴浦町の話は知っているか?
->知らないということなので友好の碑がありそこから「東海」を削除したら民団から激しい抗議があったことを説明。

Q:このような場合どちらの立場に立つと思うか。
A:直接聞いていないからわからない。

Q:そういうことが起こったとき、民主党としてはどのような対応をするのか。
A:対応する。党としての決定に従うように要請する。

Q:金氏の支援者に「武者小路公秀」という人物がいるのを知っているか?
A:知っている。

Q:武者小路公秀がどのような人物か知っているということか?
A:ある程度は知っている。

Q:チュチェ思想国際研究所の理事ということでよいか?
A:そういう経歴だったと思う。(歯切れが悪い?)

Q:要は北朝鮮のシンパということでよいか?
A:そうかもしれない。

Q:北朝鮮とつながりのある人物と関係のある金氏を候補とすることは民主党としては問題ないと考えるのか?
A:武者小路氏が候補になったわけではない。
武者小路の主張を金氏が民主党で言ってもはじかれる。
金氏は党の決定に対して従うと言っているから公認している。

 以上です。外国人参政権についても、もう少し聞きたかったのですが、流れ的に無理でした。
 武者小路のあたりはとぼけられるかなと思いましたが、あっさりと認めましたね。
 それらをふまえた上で、問題ないという認識のようでした。
 党の方針から逸脱するようであれば指導するという感じでしたが、逆に言えば、金氏が大ぴらに在日利権を主著していることを問題としていないということは、それは党の方針から逸脱しないということなのではないでしょうか。

【関連】
金 ジョンオク(本人のHP)
  その中の支援者のページ
武者小路公秀(Wikipedia)
民団の綱領(民団のHP)

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2007年6月24日 (日)

NHKに電突してみました。クローズアップ現代 沖縄集団自決の件

クローズアップ現代「“集団自決”62年目の証言~沖縄からの報告~」(NHK)

こちらで見られます。
http://n.limber.jp/cgi-bin/limberUploader?m=dl&n=D7B1AICIR&c=1

 「集団自決は軍の命令である」ことが前提の上で組み立てられた番組内容。反対意見はほとんど採り上げられず、非常に偏ったものでした。少なくとも、この番組からは、教科書の修正に至った経緯などというものが読み取れず、普通に見れば、国が都合の悪い部分を削除したから沖縄県民が怒っている、と印象づけるかのような作りでした。

 そこで、NHKの報道機関としての中立性に絞って電突を試みましたが・・・
 うまくいかないものですね。結局集団自決の軍命の有無などにも踏み込んでしまいました。

 30分以上も電話していました。かなりグダグダな内容のため、会話形式での起こしは断念。必要そうな部分のみ書き出しです。それすらもうまくまとまってないですが・・・
 お相手は、コールセンターの責任者ということです。番組の制作に直接関わった方でないことはご理解ください。

Q:NHKの趣旨は?
A:歴史事実の補正を問うような動きもある。それが本当にそうなんですか
皆さん考え直してください(「考えて欲しい」ではなくて「考え直して欲しい」?)。もしくは情報もお寄せください。
新たな歴史事実が出てきたことなどをふまえて、原爆投下とか終戦という意味合い、戦後の民主主義国家と帝国主義などの転換期において日本が変わっていったことを含めて検証する。

Q:検証をするという割には、「集団自決の軍命は無かった」という側の取材が1分30秒もなかったのなぜか?
A:梅澤隊長の記者会見は元々「命令はなかった」という部分を言葉少なく語ったから。NHKとしては画面に出てくれただけでよしとする。

Q:自由主義史観研究会の方は2回も取材したのだから、色々話してくれたのではないのか?
A:
真偽のはっきりしない部分を断定的にしゃべってNHKの放送で流すと、結果的にそれが事実だと受け取られかねない。(なにげにすごいこと言ってないか?)

Q:集団自決は真実か?
A:個人の見解として誘導を含めてある。後付で理由を付けて無いというのはおかしい。後説なら何でも言える。

(最近の牛ミンチの豚肉混入事件を例にあげて説明してくれました。最初はしらを切っていたが息子が指摘したら認めた、という事件と同じようなものという認識らしい)
爆撃される中、穴蔵にこもっている状況でそれなりのリーダーから話をされたら、それしか無くなる。

Q:リーダーとは誰か?
A:言ったのは軍人だと思う。

Q:集落のリーダーのような方が集団自決をしようと言った、という話もあるが?
A:そういうのを含めて提起をする番組だ。
(答えになってない)

Q:提起をするという割には、「集団自決の軍命はなかった」とする側の意見が少ないのではないか?先ほど検証していないもの放送できないと言ったがそういうことか?
A:
放送できないものはあったと思う。

Q:どう受け取るかは視聴者の問題では?
A:それは違う。番組全体の中で物事を考える中で、唐突な意見は(相手がしゃべっているのを遮ってしまった。失敗)

Q:唐突な意見と言うが、かなり前からこのような話はあるが?
A:小説なり本で個人的に読むのと、一千万単位の視聴者がいるNHKは違う。
そのような影響の中で、一方的に洗脳するような発想でやるのは基本的には避けたい(洗脳ってあなた・・・)

Q:今回の番組は「集団自決は軍の強制」を植え付けるような内容ではないか?
A:そういう可能性はあったんじゃないかと思う。

Q:今回の問題は意見の分かれる問題だと思うが?放送法の第3条の2に書かれている観点から見てどうか?
A:物事を伝えるのに公平に編集したつもりが、受け取る人間が千差万別だから、見ている人によって見方の判断は分かれる。

Q:公平に作った結果が、あの番組か?
A:他の番組(NHKスペシャルなど)を含めると公正になるように作っている。
あの番組だけで、物事を終わらせるつもりはない。
30分ですべて伝えられないから誤解される。
作り手が気がつかなかった部分はある。

 この会話の中、反論部分が1分30秒しかないことを何度か上げると「そこにこだわりすぎ」と言われてしまいました。でも、そこが最大の問題点だと思いますけどね。

Q:大城将保氏のインタビュー部分はかなり長くとっていると思うが?
A:半日取材したから。

Q:自由主義史観研究所は2日取材したはずだが?
A:番組のスタンスと、その通りしゃべってくれるか・・・(また遮ってしまった)

Q:思うとおりにしゃべってくれないと取り上げないと言うことか?
A:積極的に話してくれても、本来の趣旨(ここで言う本来の趣旨とは集団自決に関すること)から離れた話もある。取材の流れから、うまく全体を構成するのは難しい。

 ここでしばらくいろいろな話をしてました。前の質問と次の質問にはつながりはありません。

Q:公平に番組を作るためには双方の主張を同じだけ取り上げるべきでは?
A:それはある。

Q:今回の番組ではそれは見受けられないが?
A:どちらかといえばそうである。

Q:NHKのスタンスは、「集団自決はある。日本は集団自決を無かったことにしたい悪い国である」ということか?
A:複数箇所で起こった事実を考えれば事実である。
1カ所だけなら、一部の人が突っ走った可能性はある。
同時多発的に、連絡がつかないような地域で起こった。

Q:連絡がつかないと言うことは、命令はなかったのではないか
A:軍の系統は連絡は何とかやっていた。
軍人はこうあるべきだという戦陣訓的発想の中でおこりえた。

Q:それと命令があったというのは別のことでは?その時代の人はそういう思想だったために起こった悲劇ではないのか?
A:明確には答えてくれませんでした。

Q:渡嘉敷島の取材はしたのか?
A:そこまでは把握していない。

Q:最近、渡嘉敷島の集団自決で重要な証言をした方がいるが、取材はしたのか?
A:やっていると思う。
番組作りの中で、それだけとらえてやるのか、トータルでこういう背景を含めて色々やっている。それをどう生かすかにより、他の番組でやったりする。
渡嘉敷島だけやるという発想には、番組作りとしては難しい。

Q:渡嘉敷島だけをしろといっているわけではない。検証はしたのか聞いている。
A:取材はしていると思う。
それをいつどういった形で、全体的に番組化するのは次元の違う発想。

Q:今回の番組趣旨にあわないから取り上げなかったのか?
A:入れることによって、薄くなるというか・・・(また遮ってしまった。この後話は元に戻らず)

Q:NHKとしてはこの番組の趣旨は沖縄の主張を第一に取り上げたということでよろしいか?
A:被害にあった方(その家族)の声をできるだけ伝えよう、戦後60年以上経って日本の国民がもう一度検討する、自分達の意識の中で考えてもらう、そういうことがあったという事実を含めて考えてもらえるようつくっている。
番組化したこと自体を考えてもらいたい。

 ざっとこんな感じです。
 わたしが話を遮ってばかりいるように見えますが、実際は遮られた方が多かったです。その上脱線も多くて、すぐに話がずれていきました。なるべく戻すように心がけたのですが、結構しゃべり出したら止まらない感じの人で。
 ただ、対応はよかったです。無駄にヒートアップすることもなく終了しました。

 ちょっと揚げ足取り的なところがあったのと、後半は「NHKはこういう主張ありきで番組を作ったんだろう」という前提ありきで質問した感じになってしまい、そこは失敗したかなという感じですね。(実際そうだったとしても、そのようなツッコミ方をされると反発されますよね。やっぱり)
 前回の苦情の時と違い、それなりに準備して電話しましたが、やっぱり難しいです。
 その上テキスト起こしがまた辛い。普段から電突をやっている人には、ホント頭が下がります。

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