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2006年12月10日 (日)

「めぐみ-引き裂かれた家族の30年」

めぐみ-引き裂かれた家族の30年(公式サイト)

 日本人なら一度は見ておくべき映画&本当は日本人に作って欲しかった映画、その2といったところでしょうか。

 中に入ったとき、なんと二人しか先客がいませんでした。これは寂しいなと思いましたが、少しずつ人も入ってきて全部で20人ぐらいでしょうか。今日は全体的に空いていたようですが、この人数はどう見るべきなのでしょうかね。

 「硫黄島からの手紙」が過去の日本を知る映画なら、「めぐみ~」は現在の日本を知る映画といえるでしょう。
 内容に関しては、あえて触れません。映画の出来とかを語ってもそれは本質ではないですし、拉致問題を語るにはわたし自身の言葉が足りないです。拉致を否定してきた政党や政治家への悪態や苦言は書けますが、この映画を見た後でそれを書くのも無粋な気がします。

 始めに「日本人に作って欲しかった映画」と書きましたが、「硫黄島~」と同じで、やはり今の日本人には作れない映画なのかなと思いました。

 公式サイトの監督へのインタビューでこうあります。

Q:日本人はなぜこの物語を撮らなかったのでしょう? 何年も前からわかっていたことですよね。

クリス:日本人が作るのは難しいでしょう。日本では人間ドラマではなく、政治の話として見られることが多いからです。日本人がこの物語を撮りたくなかったということではなく、どう進めていいのかわからなかったのです。彼らには政治を飛び越えて見ることができない。非常にデリケートな政治問題ですから。

 日本人が作ったら、やっぱりもっと政治色の濃い映画になっていたように思います。あちこちからいらぬちょっかいも入ることでしょう。
 そう考えると、「硫黄島~」にしても「めぐみ~」にしても、日本人が表現しにくい部分を、日本という国を理解した上で映像化してくれる外国の人たちがいることに感謝するべきなのかもしれませんね。
 この2本の映画は、世界は日本を見ていてくれる、日本は決して世界から孤立していないことを実感させてくれる物ではないでしょうか。

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コメント

初投稿です
僕はこの映画来年見る予定です。泣く事は必至ですよね。
ところで
12/16に渋谷を初め各地で拉致被害者のための
「日米合同集会」があるそうです
渋谷には横田夫妻も参加されます
僕も行ってみようと思っています

投稿: sunrisepa | 2006年12月11日 (月) 04:28

>sunrisepa様
いらっしゃいませ。
年明けまでやっている映画館もあるんですね。
最寄りの映画館では、今週いっぱいで終了ということだったので、あわてて見に行ってきましたよ。こういう映画ではなかなか長期の興行というのは難しいのですかね。
出来れば、この先もミニシアターなどで細々とでもいいから上映して欲しいです。

16日って、今週末ですね。こういう集団行動って苦手なんで、たぶん参加は出来ませんけど、応援しています。

投稿: yuga | 2006年12月11日 (月) 22:38

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» 映画「めぐみ-引き裂かれた家族の30年」 [茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~]
原題:Abduction:the Megumi yokota story 殆どすべて、新聞やテレビで知っていることなのに、なぜこんなにも泣かされてしまうのか・・殆ど過去の出来事の断片をつなぎ合わせただけの映画なのに・・ この事件は、失踪あるいは誘拐などの言葉では片付けられない・・それが北朝... [続きを読む]

受信: 2006年12月12日 (火) 01:15

» ★「めぐみ-引き裂かれた家族の30年」 [ひらりん的映画ブログ]
観よう観ようと思ってて、タイミングが合わず見損なってためぐみさんもの。 「109シネマズ」も年内ポイント倍増セールだし・・・ たまにはドキュメンタリーものでも・・・という事で。 [続きを読む]

受信: 2006年12月29日 (金) 03:24

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